データアナリスト認証 | 国際資格データアナリストとは?
RSS認定データアナリストとは?
認定データアナリスト ロゴ
RSS認定データアナリスト(国際資格データアナリスト)は、認定講座やそれに準ずる教育水準の講座を修了し、かつ知識・実務経験・倫理規範など総合的な観点で、英国王立統計学会が定める、プロとしてのデータアナリストとしての水準を満たした人物であることを認定する制度です。
認定データアナリストの要件
自身の取得している検定が認定講座の要件を満たしているか、要件チェックサイトで確認することができます。
認定要件
認定データアナリストになるためには、下記二つの要件を満たしている必要があります。
- 認定講座やそれに準ずる教育水準の講座を修了していること
- データ分析関連の実務経験を1年間有していること
また、申請時の直近一年において何らかのデータ分析に関連する業務や活動に従事している必要があります。
特徴
認定データアナリストは資格試験と異なり、データ分析の専門家から構成されるRSSの構成員のうち、一定の技術及び能力を保有した者が認可されるものです。
国際基準
認定データアナリストは、データ分析・統計学の歴史に重要な影響を与えた王立統計学会の定めるデータアナリスト要件を満たした人物に付与される資格です。王立統計学会は姉妹団体であるアメリカ統計学会と共に、データ分析及び統計学に関連する世界最大の団体です。現代統計学の発祥の礎として、今日まで国際的なデータ分析の教育基準に大きな影響を与えてきました。
記述試験はなく、書類による審査
認定データアナリストの登録には、試験はありません。一方で試験を必要とする一定水準の検定や講座を修了していることが登録の要件になり、本申請時には書類を通した審査が必要になります。認定データアナリストの登録には1年間の実務経験が必要であり、また過去の業務経験や学習履歴、その他活動など総合的に判定されます。
認定母体について
王立統計学会
王立統計学会 (Royal Statistical Society)は1834年に設立された統計学会です。英国王立統計学会(Royal Statistical Society, RSS)は、イギリスに本部を置く世界的に著名な統計学会です。19世紀に設立されて以来、統計学の理論と応用の発展に重要な役割を果たし、現代のデータ分析やAI(人工知能)分野にも大きな影響を及ぼしています。今日、現在10000人を超える会員で構成されています。また世界最大の統計学会であるアメリカ統計学会の姉妹団体でもあります。
詳しくは王立統計学会(RSS)についてをご覧ください。
認定データアナリストの声
エイドリアン・ボール 政策アドバイザー
データ分析の専門家としての行動規範や専門的な基準がプロフェッショナルリズムの中核にあるため、公的機関からの認定を得たかったんです。…
…会社の同僚や顧客に、個人としてどのような専門的な貢献ができるかを認知させることができます。 (エイドリアン・ボール 政策アドバイザー)
エイドリアン・ボールは元々業務の一環としてデータ分析と経済モデリングに従事してきました。パートタイムで学んでいる学位の一環として応用数学のモジュールを修了し、統計や確率の数学的基盤を確かなものにしました。これに加えて、職務経験も豊富だったため、データアナリストの基準を容易に満たすことができました。
イアン・スティーブンソン レポーティング&インサイトアドバイザー
イアン・スティーブンソンはPwCでHRデータの分析を専門としています。統計を重視した学位を取得中でした。データアナリスト認定が発表されたときに、継続的な自己研鑽の証明として申請を決めました。認定データアナリストの資格だけでも、雇用者にとって基礎的なデータスキルを証明する重要な指標となります。