Accreditation Resources
申請要項と費用
本ページでは、認定データアナリストとなるための申請要件、申請方法と手続き、費用について解説します。
認定要件
認定データアナリストになるためには、下記二つの要件を満たしている必要があります。
- 認定講座やそれに準ずる教育水準の講座を修了していること
- データ分析関連の実務経験を 1 年間有していること
また、申請時の直近一年において何らかのデータ分析に関連する業務や活動に従事している必要があります。
認定時期
通年で認定取得が可能です。
認定講座とは
認定講座(RSS 認定講座)は王立統計学会の認定を受けた講座になります。認定講座を修了した学生は、自動的にデータアナリストの知識要件を満たすことができます。
**認定データアナリストの登録に、認定講座の受講は必須ではありません。**認定講座と同水準の講座を受講したり、検定を取得することで認定講座の要件を達成できる可能性があります。
申請手続き
申請手続きは、仮申請より受付いたします。
1. データアナリスト認証ページにアクセスします。
2. 要件をチェック
要件をチェックするボタンをクリックし、自身の認定要件を確認します。
3. 要件を満たしているか、判定を受け取ります。
判定結果はメールにて受け取れます。
4. 要件を満たしている場合、本申請を行い認定手続きを行います。
監査・審査費用
認定データアナリストの申請には、一度きり 33,000 円(税込)が発生します。 認定は会員である限り生涯有効です。
認定データアナリストを登録することで、下記のようなメリットがあります。
特典/権利 | RSS フェロー | RSS 認定データアナリスト |
---|---|---|
費用 | 年会費 33,000円* | 申請料 33,000円*(一度きり) |
統計学の世界的機関と関係を築くことができる | ◯ | ◯ |
雑誌購読 • 国際統計誌「Journal of the Royal Statistical Society」及び、アメリカ統計学会と共同発行するデータ分析誌「Significance」の購読権 | ◯ | ◯ |
王立統計学会役員の選挙権 | ◯ | ◯ |
データサイエンス関連のイベントへの案内、及びデータサイエンティスト求人情報などのニュースレター受け取り | ◯ | ◯ |
国際的資格の保有により海外での仕事にも通用する | - | ◯ |
自身のスキルと経験、データアナリストとしての肩書きを第三者に担保される | - | ◯ |
*金額は為替に応じて変動します。申請の際にタイミングで金額をご連絡いたします。
よくある質問
本申請で通過できるか心配です。
簡易チェックにて要件をチェックいたします。通過しているのにも関わらず、本申請で通過できないケースもございます。その際は書類不備などが原因であることがほとんどです。本申請に通過できなかった際は、その原因を問い合わせた上で、追加料金の支払いなく、回数制限なく再申請を試みることができます。
他の資格試験との違いはなんですか?
理論と実務経験の双方の経験を保証する、データアナリストとしての能力や人物規範を保証するライセンスです。RSS 認定データアナリストはその地位の証明を受けると同時に、統計・データ分析の歴史を築く RSS の構成員として、専門家としての倫理規範に則る責務を負います。
審査員より
格式と伝統を重んじる英国組織である RSS による認定は、国内の水準と照らし合わせても容易なものではありません。
RSS 認定データアナリストの要件は決して高いものではありませんが、知識要件と実務要件を併せて確認をされる点で他の資格と大きく異なります。これはデータ分析者を医師や公認会計士、弁護士等の士業と同等の水準で認識し、ただ単に必要な学術知識を身につけただけでなく、業務を通してその知識と技術を用いて価値提供できる人材として認定している背景があります。
よって、審査ではただ単なる学術的な実績だけでなく、技術者としての倫理や姿勢も問われます。それ故、審査は決して容易なものではありませんが、審査において求められているものを伝え無事認証を得られるように支援します。
- 認定事務局代表 田中統
- 英国公認統計家
- RSS 認定講座審査員
- 一般社団法人 Big Data Lab 代表理事