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Claude Codeとは?モバイル版・ターミナル別インストール方法、強みと弱点を実機検証で解説

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Claude Codeとは?モバイル版・ターミナル別インストール方法、強みと弱点を実機検証で解説

この記事では、Claude CodeのWeb版・スマホ・ターミナル版のそれぞれで実際にClaude Codeを動かした画面を見ながら、類似ツールであるChatGPTCodexと比べたときの性格の違いを解説します。また、「書いたコードは外に出ないのか?」などのセキュリティ観点、さらには開発元Anthropicの資本状況まで整理していきます。


Claude Codeは、「手を動かすAI」としてチャットボットの先を行く

Claude Codeは、Anthropicが2025年2月に公開したエージェント型のコーディングツールです。従来のChatGPTなどのチャットAIと違って、あなたのパソコンの中にあるファイルを直接読んで、書き換えて、プログラムの実行までやってくれます。

Claude Codeは既存のプロジェクトを丸ごと読んでいるので、「ここを直して」と伝えるだけで、該当するファイル、例えばメールやエクセルを見つけて修正まで済ませてくれます。相談相手というより、指示の通り実行をする部下に近いです。部下なので、適切に助言や指摘をしないと、間違えを繰り返したりもします。

AIのモデルは、2026年7月時点でClaude 5のOpus 4.8Sonnet 5、軽量なHaiku 4.5が使われています。

そしてもう一つ大事なのが、Claude Codeは動かせる場所がいくつもあることです。従来のようにブラウザ(Web版)やスマホもありますが、Claude Codeが本領を発揮するのはターミナルエディタです。

この記事ではこのあと、Web・スマホ・ターミナルの3つを実際の画面つきで、IT初心者でもわかるように順番に見ていきます。

Claude Codeは無料では使えずプロ版の月額3,000円から

Claudeと異なり、Claude Codeは無料プランでは使えません。 ソフト自体のインストールは無料ですが、動かすにはプロ版以上の有料アカウントが必要です。

2026年7月時点の料金はこうなっています。

プラン 月額 目安
Pro 約3,000円 趣味なら十分
Max 5x 約15,000円 仕事で十分
Max 20x 約30,000円 特に多く使う人用
Team 最低30,000円〜 要お問い合わせ
API(従量課金) 月額なし 出力に応じて発生、開発者用

実は「手を動かすAI」は、Claude Code以外にも存在します。

ツール タイプ ざっくりの立ち位置
Claude Code 作業完了型エージェント 指示すると調べて直して実行まで行う
Cursor AI統合エディタ エディタの中で書きながら補完・相談
GitHub Copilot 補完型 書いている手元をリアルタイムで補完
Codex CLI ターミナル型エージェント OpenAI版の類似サービス
Gemini CLI ターミナル型エージェント Google版の類似サービス

現在は2026年現在、実装型AIエージェントはClaude CodeとCodexの二台巨頭が存在します。 また、実装型生成AIの企業での導入はまだ限定的と言えるでしょう。

Web版でサブスクリプションの登録

Claude Codeを利用する際、まず最初にWeb版で有料の登録を行う必要があります。ブラウザからhttps://claude.aiにアクセスするだけで使えます。

ブラウザで利用できるClaudeの基本的な使い方はChatGPTと変わりません。しかし、リポジトリをつないでクラウド側でタスクを走らせたり、コードについて質問したり、レビューや軽い修正をお願いできる、といった開発者向け機能も存在しますが、上級機能なので本記事では省略します。

Claude.aiの初期画面

初めてClaude.aiにアクセスすると表示される、初期画面

プライバシーポリシーへの同意画面

利用規約に合意し、アカウントを作ります。

料金プランの選択画面

Claude Codeが利用できるのは、Pro以上のみになります。 この先進めるためには、プロプランの加入が必要です。

スマホ版も利用可能

スマホへのClaudeアプリのインストール画面

App Store等からClaudeアプリをダウンロード可能です。アプリ自体は無料で全プランから開けますが、Claude Codeを実際に動かすにはやはりPro以上が必要です。

位置づけとしては、外出先でパソコンのファイルをレビューをしたり、ちょっとした指示を出したり、クラウドで走らせたタスクの様子を確認したり、といった軽い用途に使えます。

本領はターミナル版だけど、そもそもターミナルって何?

Claude Codeを本格的に使うならターミナル版が必須です。

ターミナル、(Windowsではコマンドプロンプト)というのは、マウスでアイコンをクリックする代わりに、文字でパソコンに命令を出す黒い画面のことです。難しそうに見えますが、Claude Codeを使うぶんには、日本語でやりとりができるので、身構えなくて大丈夫です。

Macのスポットライトでターミナルを検索する様子

Macであればスポットライトから『ターミナル』、windowsであればアプリの検索から『コマンドプロンプト』で起動可能です。

起動したターミナルの画面

ターミナルを起動した画面は、『ハッカー』を連想する無機質な操作画面です。

Claude Codeのインストール方法はいくつかありますが、公式のおすすめはネイティブインストーラーで、下記のようにターミナルに次を貼り付けて実行します。(Windowsの場合は、先にPowerShellをインストールする必要があります。多くの場合、最初のコマンドプロンプトの画面で”powershell” とタイプすると起動可能です。)

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

Windows(PowerShell)の場合はこちらです。

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

Claude Codeをインストールし終えたら、次を打つと起動します。

claude

初回はブラウザが開くので、Anthropicのアカウントでログインすれば準備完了です。

Claude Codeの強みと弱点

Claude Codeを一言で言うなら、優秀で律儀、でも時々暴走する部下です。指示の出し方と監督のしかたしだいで、頼れる戦力にも、取り返しのつかない事故のもとにもなります。

ChatGPTとの違いは、相談相手か、手を動かす同僚か

そもそも、ChatGPTはチャット型のAIです。あなたが質問して回答を返すため、そもそも手を動かすために元々設計されていません。

Claude Codeはコーディング特化のAIで、あなたのPCの中に入って動きます。ファイルを読み、コマンドを走らせ、複数のファイルをまたいで直し、テストを実行して、失敗したら自分で直すところまで一気に行います。

ChatGPT併用だと20分かかったところ、Claude Codeなら5分で終わった、などいった評判は、このClaude Codeの編集機能のおかげです。

Codexとの違いは、落ち着いた非同期ワーカーか、即応の職人か

より正確には、Claude Codeは同じエージェント型である、OpenAIのCodexと比較すべきでしょう。しかし、Claude CodeとCodexの性格はまた違います。

Codexは思考的で落ち着いたタイプです。離れたところで少し長めに考えてから動く外注者のような存在で、タスクを投げて放っておき、後から人間が確認をするスタイルが似合います。コスト面でもやや有利といっていいでしょう。また、Claude Codeと異なりPCのファイルを直接操作しない設計となっているので安全性はやや高いと言えます。半面、対話しながらその場でデバッグするような使い方はやや鈍く、リアルタイムに見ていたい人には少し退屈に映ります。

Claude Codeは逆に、近くで行動型で即応する部下です。自身のPCの中で機敏に動き、手元の環境を読み解く力が高く速度も速く、対話しながら詰めていく作業が得意です。ただしその機敏さの裏返しで、Codexと比べるとしばしば表面的な解決に陥りがちです。

総じて言える、頼れるところと危ういところ

強みとしてよく挙がるのは、巨大なプログラム全体を頭に入れられること、指示された仕事を途中で投げずに最後までやり切ること、そしてプロの開発者や企業のあいだで今いちばん使われている安心感です。

一方で弱みも共通しています。出てくるものに質のムラがあって人のレビューが欠かせないこと、間違っていても自信満々に「できました」と言ってくること。最後の問題点は広く語られていて、検証せずに丸ごと信じるのは危険、というのが共通見解です。

優秀だけれど、任せきりにはできない部下といった距離感が、いちばん実態に近いでしょう。

【上級編】CLAUDE.mdとSkillsとMCPでカスタマイズ

しばらく使うと、Claude Codeは設定しだいでどんどん便利にできます。代表的なカスタマイズの方法を紹介します。

まずCLAUDE.md。プロジェクトの前提やルールを書いておくと、Claude Codeが毎回それを読んでから作業してくれます。「このプロジェクトではこうやる」という約束事を渡しておくだけで、返ってくるものの精度がぐっと変わります。

次にSkills。繰り返す作業の手順をテンプレートにして呼び出せる仕組みで、定型作業をまるごと任せられるようになります。

そしてMCP、正式にはModel Context Protocolという規格で、Slackやデータベースや社内ツールといった外部サービスとClaude Codeをつなぐことができます。ここまで来ると、外部ツールを使った日々の業務を自動化する、というところまで手が届きます。

MCPの選択画面

MCP選択画面。Claude Code上で/mcp と打てば、Gmailや、カレンダーと連携することができます。

これらの技術を詳しく知っておく必要は必ずしもありません。Claude Codeを操作しながら、Claude自身に質問をすれば、設定の説明や助言をくれます。

やりとりは漏洩しない?

生成AIを用いる際に、最も危機意識を持つべき点が情報漏洩です。

Claude Codeに読ませたり書かせたりしたコードは、外に公開されてしまわないのか?公開させない方法はあるのか?順番に見ていきます。

他人に公開・共有されることは、基本ない

まず、あなたのセッションが他のユーザーに見えたり、勝手に世の中に出たりすることは基本的にありません。ただし、最初のやりとりセッションのあとに出る**「会話ログを見てもいいですか」という確認で、ここで「はい」**と答えるとログがAnthropic(開発企業)にやりとりが送信されます。ただし、デフォルトでは送られないので、「いいえ」か無視で構いません。

仮に学習に使われても、あなたのやりとりがそのまま世に出るわけではありませんが、学習後にモデルが情報漏洩する可能性は否定できません。

学習に使わせないようにできる

誰のデータが学習に使われるかは、プランで決まります。API・Team・Enterpriseといった商用プランでは、Claude Codeに送ったコードやプロンプトはモデルの学習に使われません(自分から明示的に提供を選んだ場合を除く)。一方でProやMaxの個人向けプランは、データ改善の設定がオンだと学習に使われます。これはdata-privacy-controlsの設定でオフにすることができます。

止める手段を整理すると、こうなります。

やること 効果
商用プラン(API / Team / Enterprise)を使う デフォルトで学習の対象外
Pro/Maxプランのまま data-privacy-controls で学習オフ 学習に使われない。ただしデータは一定期間保存される
EnterpriseプランのZero Data Retention Anthropicサーバ側に一切やりとりを残さない

ちなみに会話ログはあなたのパソコンの中にも平文で~/.claude/projects/に30日残りますが、個別に削除できます。

勝手にコマンドを実行される危険性

Claude Codeはコマンドを実行し、ファイルを書き換えます。だから時として、データ漏洩・データ削除といった致命的な実行をしかねないことに留意しましょう。

ここには権限モデルという仕組みがあって、実行のたびに毎回許可を求めるモードから、ある程度自動で任せるモードまで、どこまで自動で許すかを自分で設定できます。

開発元Anthropicは、信頼できるのか

最後に少し変わった角度から。開発元自体から信頼性を見てみましょう。

2026年時点のAnthropicは、資金の面ではかなり厚い状況にあります。直近では650億ドルを調達し、調達後の企業価値は約9,650億ドル、1兆ドルの手前まで来ています。累計の調達額は約1,320億ドル。すでに株式公開(IPO)を秘密裏に申請していて、史上最大級のIPOになると見られています。

後ろ盾も強力です。Amazonが10数パーセントの株式を持ち、Googleも約14パーセント(契約上の上限は15パーセント)を保有しています。ITの国際的二大手が深く関与している分、インフラの継続性という意味では堅いと言えます。もっとも、大手への依存が強いという見方もできるので、そこは両面から見ておくのがフェアでしょう。

まとめ

Claude Codeは、相談に乗ってくれるだけのAIではなく、実際に手を動かしてくれる同僚のような存在です。入口はWeb、スマホ、ターミナルの順に敷居が上がっていくので、まずは気軽なところから触ってみましょう。料金は無料では使えず、Proの月額約3,000円から。業務で使うなら、学習の扱いを考えて商用プランを選ぶのが安心です。強みも弱みも、この記事では実際に触って正直に書きました。

そして、CLAUDE.mdやSkills、MCPを使って「自社のことをわかっているAI」に育てていく段階になると、個人で試すのとはまた違う知見が必要になってきます。組織にどう入れるか、権限やデータの扱いをどう設計するか、チームにどう定着させるか。このあたりでつまずいたら、導入支援や研修という形でお手伝いできるので、ご相談ください。

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